大津市の内科・眼科・消化器内科なら祐森クリニック
HOME>内科Q&A

アレルギー科Q&A

ステロイド軟膏の一般的な使い方を教えて下さい。
ステロイド軟膏はその強さによりweakからstrongまでの5段階に分類されています。
また湿潤面には軟膏基剤を使用するのを原則としますが、苔癬化たいせんか局面などに対しては夏期にはクリーム基剤を用いるなど、ある程度患者の使い心地を考えて使用する必要があります。このほかローション剤、ゲル剤などがあり目的に応じて使い分ける必要がありますが、重要な点は急性の強い炎症性の病変部には、部位、年齢に応じた強さのステロイド軟膏を選択して使用することです。乾皮症、毛孔性角化などのアトピー肌や、中等度の苔癬化病巣、顔面の脂漏性皮膚炎様病変などにはステロイドの使用は行うべきではなく、特に経皮吸収の盛んな顔面、頚部などに関しては極力ステロイドは使用すべきではありません。用いるとしても、急性の病変に対して短期間の使用にとどめるべきです。
かゆみを抑える有効なポイントは?
ちょっとした対策ですが、
  • 汗をかいたらすぐにぬるま湯などで流す。
  • 洗剤のすすぎ残しに注意する。
  • 下着の縫い目やラベルが肌にあたらないよう、裏返しに来たりラベルを外す。
  • ごわごわした素材や起毛は避ける。
  • パンツやズボンのゴムをきつすぎないようにする。
  • 袖口にゴムが入っているものを避けるか、あるいは切り落として袖を筒状にする。
  • 親に甘えたり注意を引きたい時にかゆみが出る傾向があります。さすってあげたり、本を読んであげるだけでかゆがらなくなることもあります。
外用ステロイドの長期使用による副作用にはどんなものがありますか。
多毛、座瘡様発疹症、色素沈着、Cushing症候群などの本来の免疫抑制作用に基づくもの、接触皮膚炎、そのほか長期使用中止後にみられる副腎不全などが知られています。
アレルギー性疾患はなぜ増えているのですか?
現代っ子を取り巻く環境の変化がアレルギー増加の最大原因です。
大気汚染、森林環境など自然環境の変化、住環境や食生活の変化、さらには教育の過熱や遊びの減少などによるストレスの増加も見逃せない原因です。